
夏休みが終わり一ヶ月が過ぎました。
補習授業校も前期から後期に向かう折り返し地点の時期をむかえ、子どもたちは、気持ちも新たに日々の授業や行事に精一杯取り組んでいる毎日です。
さて、今年の夏休みはいかがだったでしょうか。キャンプに旅行に宿題にと、有意義な時間を過ごし、子どもたちは一段とたくましさを増したように思われます。
そのような中、この夏休みに、日本への一時帰国を利用して「体験入学・一時入学」に参加した子どもたちは、補習校全体で百名近くにもにのぼります。
今年の日本の夏は記録的な猛暑でしたが、厳しい暑さにもめげず、アメリカとはまた違った数多くの貴重な体験をしてきたことでしょう。
今回の特集号は、「体験入学・一時入学」に参加した子どもたちの保護者の皆様に書いていただいた「アンケート」をまとめたものです。
《学習面について…学習内容や進度など》
国語・算数に関しては、補習校のペースと同じで問題は何もなかった。宿題はプリントに、ひらがなと、たし算・ひき算の練習問題程度。その他の教科が経験できて良かったと思う。給食・そうじなども珍しいので楽しんでやっていたようだ。 (京都府小一)
「ゆとりの学習」と言われている通り、クリエイテイブな時間割(登山。クラスにデジカメが用意されており登山時に虫などを撮影。理科ではかいこを実際に育て、綿がどのように出来るか観察。)進度は補習校とちょうど同じだった。
(北海道小三)
学習内容は補習校より若干先に進んでいる感じだった。 (大阪府小四)
国語は教科書が同じで進度もちょうど同じだったため、すんなりと入っていけたようです。算数もほぼ同じところでしたので特に困ることは無かったようです。音読はグループ読み、全体読みをしたりして、短い期間でしたが暗唱までできるようになりました。 (神奈川県小一)
国語は少しだけ補習校の方が進んでいて、本人にはそれが自信につながったようです。(教科書が一緒でした。)他の教科書も難しいとは感じなかったようです。宿題は毎日一・二枚ありました。 (神奈川県小一)
算数に関してのみ理解一〇〇%、社会・理科は「まあまあ」(本人の弁)。音楽のリコーダーは現地校で経験しているが、日本のドレミ表示からコード表示に自分で変更して演奏できた。 (千葉県小五)
毎日二枚の宿題があり、本読みもあった。補習校とほぼ同じ進度だった。参観日があり、算数のひき算をやっていたが、とてもきめ細かい指導だった。 (佐賀県小一)
国語に関しては特に問題なかったが、算数は受け入れ校が少し進んでいたようです。社会や理科等(社会は古代史等をしていて初めてのことだったが)知らないこともあったようですが楽しく取り組んでいました。 (神奈川県小六)
国語・算数は補習校とほぼ同じ進度。理科・社会・書写(習字)・音楽(リコーダー)・体育(プール)・図工等、補習校にはない授業も楽しめた。 (京都府小三)
算数は全く問題ありませんでした。国語は使っている教科書が違ったので、習っていない漢字もテストされたりして少々戸惑っていましたが、授業についていけないということはありませんでした。 (東京都小二)
二年生が四〇人定員いっぱいで受け入れてもらえず、一年生に入れてもらった。算数は簡単すぎたが、国語がひらがな・カタカナの復習ができたようでよかった。宿題は他の子どもたちと同じようにプリントを持ち帰った。
(愛知県小二)
日本語の読み書きとボキャブラリーの面で不安があったため、一学年下げた。実際は理科・社会などでもそれほど難しくなく、むしろ学齢通りに入れてもついていけたと思う。テストは出来る限り受けたが、宿題は出さなくてもよいと言われた。 (愛知県小四)
学習の遅れは感じなかったように思う。逆に少し算数は進んでいると先生に言われた。 (東京都小一)
国語・算数については、さすが現地。速度も速く、毎日の繰り返し練習が濃密だった。国語は「大きなかぶ」を毎日毎日音読し、ほとんど覚えてしまうほどすらすら読めるようになった。算数は十までのたし算・ひき算をひたすら反復した。あとは、夏休み直前だったから、美術・書写・生活などはあまり力を入れていないようで残念だった。体育も現地校にも補習校にもないので楽しみにしていたが、水泳のみで、水泳はとても厳しくて、本人は大分面食らっていたようだ。
(東京都小一)
ほとんど問題なく、補習校で未習得だったカタカナを学習してきました。補習校で使用しない計算カードはお借りしました。「大きなかぶ」の発表会をしてきました。 (千葉県小一)
体験入学が始まってからの一週間は、テスト週間だったため、毎日がテストだったらしく、本人も驚いていた様子だったが、全く学習していない理科や社会のテストもあり、できないなりに答え合わせなどでいい勉強になったと思う。
(大阪府小四)
多少遅れがあったが、授業についていけた。分からないところは、友人や先生がていねいに教えてくれた。
(東京都小二)
一年生の一学期ということもあったが、週四日四時間授業で一時三十下校、週一日だけ五時間授業だったので娘もやりやすかったと思います。進度は補習校と同じでした。 (神奈川小一)
特に問題点はなかった。 (東京都中三・小五)
国語・算数ともに補習校と同様な進度でした。算数はクラスとは別に学年全体を三つのグループに分けて学習していました。 (東京都小六)
体育で水泳ができるようになったり、音楽での楽器演奏、地域に関する調査報告、習字や図画工作等、日本語をつかって様々な活動ができてとても有意義な学習ができたようです。無論宿題は毎日出ていたようですが、進度は比較的緩やかで、それ程苦労することなくこなせたようです。 (大阪府小三)
国語・算数に関しては、ほとんど問題なく。(実際に本人が国語。漢字をどの程度理解しているかは不明。)社会・理科は『ちんぷんかんぷん』状態。音楽では現地校でも経験しているリコーダーに自信をもって授業に参加しました。体育のとび箱も初体験でき楽しんでいました。 (千葉県小四)
算数は同じ教科書で補習校の方が進んでいた。国語は教科書が違っていたので新出漢字の順が異なり少々苦労した様子だった。 (埼玉県小四)
国語・算数に関しては特に問題なし。補習校にない科目の授業に苦労したようだが、社会科は日本の歴史でたいへん興味をもち、進んで勉強していた。 (埼玉県小六)
国語の教科書は同じもので進み具合も同じところだったので、特に問題はなかった。算数は、教科書が違い、内容も若干違って小数点の計算であった。つまずきやすいところだったので、ゆっくりしたペースで学習できてよかったと思う。社会・理科・音楽・体育など、補習校では体験できないことを体験できてよかったと思う。 (京都府小四)
国語と算数は補習校とほぼ一緒だった。 (神奈川県小一・小三)
使用している教科書は異なったが、七月末のまとめの時期で、総合的な学習やテストなどが多かったようだが、本人いわく内容はついていけたそうだ。理科・社会は通信添削でやっていて助かったようだ。 (東京都小三)
国語・算数の教科書が同じものを使っており、学習進度も同じ程度でした。一学期末のため学期末テストが多かった。宿題はほとんどなかった。 (埼玉県小四)
学期末のためテスト続きで、通常の授業が少なかったようです。算数のグラフをまだ補習校で習っていなかったようで、担任の先生にていねいに教えて頂きました。 (千葉県小四)
補習校とすべて同じ教科書を使用。進度も同じだった。毎日宿題は音読と算数のプリント一枚。国語の『スイミー』は随分やっていた。 (熊本県小二)
国語の教科書は同じもので進行具合もほとんど違いがなかったため、すんなりと授業に入れたようだ。算数その他の教科については、教科書が違ったが、新しい単元や社会の校外授業等積極的に取り組めたようだ。
(奈良県小五)
《学校生活について…学校のきまりや友達関係など》
学校のきまりに慣れるのに時間がかかり、友達と馴染む事にも苦労している様子でした。普段の現地校での活発さとは対照的であり、今後日本の環境に適応するように導いていくことが家庭での大きな課題である。(大阪府小一)
朝は、近所の子どもたちといしょに行ってもらい、帰りは途中まで迎えに行った。京都でも通り魔事件が起こっていると耳にしたので少し心配だった。お友達は、クラスの友達より近所の子どもたちと仲良くなったので、学年を超えたおつき合いができてこれも楽しかった。 (京都府小一)
先生(校長・教頭・教務主任・担任)は全て歓迎してくださり、また児童も皆、素直で親切でとても感じがよかった。のびのびと明るい、けれどもあいさつのしっかりできる児童達でした。「あいさつは心の窓を開く鍵」を校門の前に看板に大きな字で書いてあった。「来年もぜひ来て下さい」と言ってくださった。子どもは喜んで学校に通っていました。
(北海道小三)
学校のきまりや友達関係など、体験入学四年目であるため特に問題なく、ひじょうにスムーズにできた。
(大阪府小四)
学校生活について心配したのですが、初日は緊張していたようですが、徐々にお友達とも仲良くなり、朝礼や給食当番、プール等、いろいろなことを体験させて頂き、とても楽しく過ごせたようです。一年生の一学期ということもあり、クラスの方がまだ落ち着いてなかったようで、先生には何かとお手をとらせてしまい申し訳ないようでした。にもかかわらず、学校での様子等お知らせ頂きありがたいです。最終日に児童全員に警報ベルが配られ、年々子どもたちにとって悪くなっている生活環境に少々寂しい気持ちになりました。 (神奈川小一)
先生やクラスの友達同士が名字に「さん」付けで呼び合っているのが印象的でした。 (神奈川小一)
五年生の二日間の林間学校の期間、学校に残り、六年生(本人の希望)の教室に参加し、一時間英語のあいさつを教えました。とても暑い陽射しの下、草取りやプランターへの水やりもしました。「光化学スモッグ注意報」も経験しました。本人の趣味のゲームを通じ、五年生も六年生も友達と交流しておりました。朝から夕方までつきっきりでエネルギッシュな日本の小学校教員に驚きました。 (千葉県小五)
うわばきを毎日履き、背筋を伸ばし良い姿勢にする努力をした。同じクラスの男の子が、いつも学校が終わって家に遊びに来てくれた。夏休みになっても、五日間、国語の補習を受けることができた。(ドリルと絵日記の書き方)。夏休み中も、毎日プールへ行って一時間半泳いでいて楽しそうだった。 (佐賀県小一)
以前通学していた学校で友人も多く、また、一・二年生の時の担任のクラスに入れていただいたため、全く楽しく、先生のご配慮で、クラブ活動・委員会活動、また水泳の発表会(シンクロ)等にも参加させて頂き、わずかな期間でしたがたいへん充実して過ごさせて頂きました。久しぶりの給食にも感激しておりました。最後の登校日にはお別れ会を兼ねてお楽しみ会もしていただき、いろいろなご配慮に感謝しております。校長先生が以前海外の日本人学校で教えていらっしゃったこともあり、現地校のこと等興味をもっていらっしゃり、担任の先生とも、現地の学校のこと等お話しする時間をつくっていただきました。 (神奈川県小六)
今年で二年目の夏の体験入学、クラス編成はあたったけれど、温かく迎え入れてもらい、去年と比べると今年は生き生きとした表情でクラスの中にとけ込んで学習していた。学校生活はとても楽しかったようで、日本語の上達も驚くほどだった。 (京都府小三)
この小学校は、一年生から二年生になる時にクラス替えがなく、先生も持ち上がりだったので、昨年と同じクラスに入れていただきました。そのため、ほとんどの子どもたちは、娘を覚えていてくれたので、すぐに慣れ、二週間楽しく通いました。送り迎えは、昨年同様毎日しました。最終日には、お別れ会をしていただき、先生とクラス全員からの手紙を綴じたものをいただきました。「また来年も会おうね。」と皆が言ってくれて、娘もとても嬉しかったようです。 (東京都小二)
そうじ当番は担任がうまく采配してくれて、本人ははりきってやっていたらしい。給食当番はなかったが、他の子どもたちと毎日配膳の手伝いをした。友達からゲームや歌などを教えてもらったり、仲良くしてもらった。反抗したことも度々あったらしが、担任がベテランの先生で、最後まできちんと指導してくれた。 (愛知県小二)
最初の一週間は特に問題はなかったが、次第にからかわれたり、特定の子ども数人にいじわるされたりするようになった。子どもや先生とのコミュニケーションで誤解を招くこともあった。グループ学習で仲間に入るのが難しいとこばしていた。一方で仲良しもでき、家まで遊びに来てくれる子もいた。どうしても「お客様」として扱われるので、本人もクラスの友だちも最後まで何となくとまどっているようだった。 (愛知県小四)
初日よりクラスの歓迎会を催していただき大歓迎を受けた。友だちもやさしく娘に接してくれて親としてはホッとした。しかし、娘にとっては、注目の的となりすぎて、初めは戸惑ったようだ。七月は水泳・七夕祭り・地区祭・近くの公園探検mなど、楽しい行事が盛りだくさんで、とても楽しく過ごせたようだ。夏休みのプールでまで娘は参加させてもらい、体験入学を満喫して終えることができた。担任の先生は個人面談して下さり、学校での様子を詳しく説明してくれた。
(東京都小一)
一番楽しかったのは給食。(というより美味しかったのは)日直の仕事も楽しんでこなした。通常からきまりを守るのは親より厳しいくらい真面目なので、いろいろなきまりは守れていたが、ピアスをはめていたり、ランドセルを持っていなかったり、防犯ブザー持っていなかったりと、細かなことでお友達から注意を受けるらしく気にしていたので、「体験入学だからいいのよ」と話すと納得したようだ。
友だち関係は、四十二人という大クラスにポコンと入ったため、出だしから引いてしまい苦労した。家に呼んだり、公園に連れて行ったりと私も努力したが、二・三人ちょっと仲良くなった程度だった。都会では皆習い事などに忙しいようである。一番後ろの背の大きい子たちの班に入れられ、机を並べる周りの子たちに、毎日日本語のちょっとした間違い(「頭の中で読んだ」のかわりに「頭で読んだ」と言ってしまう、など)で、からかわれたり、かなり意地悪なことも言われて、本人はだいぶつらかったようである。結局、私が担任にノートを書いて、いじめやからかいをクラスで反省してもらう、という始末になってしまった。引っ込み思案のところはあるものの、これまでどこへ行っても嫌われたりいじめられたりしたことはそんなになく、生徒数の多さに担任が圧倒されコントロールできていないという印象を受けた。
初日、授業風景をのぞかせてもらったが、先生が前で話している最中に、何人もの生徒が勝手に廊下や校庭側にドアから出ていったり戻ったり、ゴミを捨てたりトイレへ行ったり、先生も気づいていないのか、私達の頃とは相当変わったなあ、と思った。アメリカ(NY)では「ユニーク」でいることはいいことと教えてきているので、人と違うだけでからかわれたりすると、私達もいろいろ考えさせられる面も多い体験入学だった。登校三日目の下校中迷子になって、警察に届けてもらう事件もあった。それも、担任がきちんと気を配って、近所の子と下校することができているか確認してくれていればおこらなかったことだったと思う。一時間以上遅くパトカーで帰宅した、と担任に翌日連絡したが、なんの返答も反応もなかった。 (東京都小一)
授業時間中、かなりリラックスしている態度(現地校では当り前)が親としては気になりました。床に腰を下ろす姿勢も、日本の子どもたち同様の『体育すわり』(膝を抱える座り方)が持続できず、あぐらをかく座り方になってしまいました。お友だちとも最初は質問されたりさわられたり大騒ぎでしたが、すぐに慣れて、とても楽しく過ごしました。街中に出ると、あちこちから声をかけられるほど、お友だちがいっぱいでした。 (千葉県小一)
二年前にできた友人から大歓迎を受け、暑い中も毎日楽しく登校していた。新しい友人もたくさんでき、四年生が参加する土・日のキャンプ(校庭にテントを張り一泊するもの)にも一緒に参加させて頂き、本当にいい思い出ができたと思う。 (大阪府小四)
去年と同じ担任の先生だったため、とても理解があり、毎日子どもを前に立たせて英語を教えさせてくれた。本人も自信がつき、友人も興味を示してくれた。去年と同じクラスメートだったので、皆で待っていてくれた感じだった。最後にお別れ会をしてくれて本当に嬉しかったようです。 (東京都小二)
前もって知らされていたようで、クラスのお子さん達は楽しみに待っていてくれていたようです。娘を気持ちよく受け入れてくれました。学校で仲良しのお友だちができて、初日から最終日まで楽しく通うことができました。(神奈川県小一)
小一の時から五年目の体験入学で学校にもすっかり慣れた様子だった。お友だちも待っていてくれたようで、放課後も約束をして遊びに出かけていた。毎日おいしい給食が楽しみと喜んで通学した。 (東京都小五)
小一の時から九年目の体験入学だったので(小学校からそのまま持ち上がりの中学校なので皆顔なじみの友だちばかり)、問題なくとけこめた。少子化のため、各学年一クラスずつの小さな学校なので、全校生徒数も百人弱。和気あいあい、楽しく過ごしていたようです。 (東京都中三)
先生や友だちに歓迎され、楽しい学校生活をおくることができました。また、日生劇場での演劇鑑賞教室、プール、委員会、クラブ、校庭での水遊びなど、有意義な経験をさせていただきました。六年生なので、体験入学はこれが最後になります。いずれ戻る地元の学校で良い思い出がつくれたことにたいへん感謝しています。(東京都小六)
既に同校を訪れるのは三年目なので、本人もかなり馴染んでおり、毎度ある給食当番、集団下校、夏祭り等とても楽しく意欲的に参加できました。少しずつ毎年学級編成が変わっており、結果同学年生徒全員にほぼ知られる程の体験入学生となりました。ぜひ来年もさせてやりたいと考えています。 (大阪府小三)
三年前の体験入学を覚えていたクラスメートも多く、すぐになじめました。とても猛暑の中の通学でしたが、弱音を吐かずに歩いて、兄弟あるいは友だち、独りで通いました。とても暑い体育館内も、体育・とび箱の準備にみんなと協力しておりました。とてもPTA活動が盛んで、Pによる毎週の読み聞かせ、給食の試食会を親も体験することができました。(千葉県小四)
知人友人が多く、‘学校のきまりもよく知っているので問題はなかった。今年は暑かったので、プールに入る回数も多く、また四年生でクラブ活動にも参加させてもらい楽しく過ごせたようだ。 (埼玉県小四)
クラブ活動、委員会活動にも参加させてもらい、有意義な生活を送った様子。修学旅行の直後だったので、友人達から話を聞き、うらやましそうだった。 (埼玉県小六)
この学校では放課後の時間を利用してクラブ活動が盛んで、皆参加しているらしく、低学年の時から、学校が終わって遊ぶ友だちが少なかった。女の子はグループ化していて、仲間に入りたがらないところがあっった。クラスの中では、うまく付き合っていたようだ。 (京都府小四)
初日がプールで着替え等がとまどったようだ。友だちもたくさんできたようです。 (神奈川県小一)
前半数人の子どもたちに嫌な事を言われたが、後半にはなくなったようでした。 (神奈川県小三)
いとこと同じクラスにしていただいたおかげで、すぐ友だちとも仲良くなり楽しんで毎日通っていた。給食の後かたずけにとまどう場面があったようだ。(分別して捨て、お皿をきれいにして重ねる等)。おそうじもぞうきんしぼりやトイレ掃除など、違いに驚いていた。 (東京都小三)
昨年も同じ小学校に体験入学していたため、学年毎にクラス替えがあるが、何人かは顔見知りの生徒が今回もおり、友だち関係は良好。放課後はクラスの友だちと遊ぶ機会も持てた。 (埼玉県小四)
初めて清掃に参加して階段を掃いたのがうれしかったようです。初めての日本の給食がめずらしく、そしておいしいと言っていました。 たくさんの友だちができて、帰宅した後も友人宅へ遊びに行ったりして、とても有意義に過ごしたようです。 (千葉県小四)
心の成長を重視し、生徒同士で毎日、お友だちに優しく親切な行為をとった人に賞状を渡す時間があった。集団登校は6年生のリーダーがいて、皆整然と一列に並んで三十分の道のりを歩いた。我が子は『保険』がない理由で、父親が後から歩いて付き添った。 (熊本県小二)
二年目であり、顔を覚えてくれているクラスメイトがたくさんいて、本人もクラスの中に入っていきやすかったようだ。担任の先生の心配りはもちろん、クラスメイトの助けが本人の気持ちをときほぐしてくれたようだ。一年目より体験入学の日数を増やしたことが、いっそう学校に親しみを持てる機会になったと思われる。 (奈良県小五)
《体験学習アンケートまとめ》
現地校の夏休み期間を通して、日本に一時帰国し、体験入学をすることは、たいへん有意義なことだと考えます。
体験入学の手続きは、各都道府県・各市町村教育委員会によって様々ですし、受け入れ希望校の事情や都合もあることですので、最終的な入学の可否は当該学校長の裁量によります。
今回のように、あらかじめ余裕をもって申込みをすれば、概ねきちんと受け付けてくれる場合が多いですが、当然断られるケースもあります。「国際理解教育」の必要性が声高に問われていますので、受け入れてもらえる以上は、まずは好意的に対応してもらえると思います。
ただ、この体験学習の期間は、受け入れ校にとって一学期末の期間にあたり、慌ただしい時期にお願いしていることは当然のことながら十分わきまえておかねければならないことでしょう。
また、体験内容については、受け入れ側のスタンスの違い、アメリカと日本の教育システムや学校文化や慣習の違いがあります。また、どうしても、参加する子どもは先方にとって『お客様扱い』・『特別な存在』のため、様々な場面で、子どもたちがとまどったり、時には嫌な思いをする場合も見受けられます。
しかし、全体的には、すぐに適応し、アメリカで学んだ良さを発揮してのびのびと活動していた場合が多いことが、今回のアンケートからもわかります。
国語や算数・数学の授業進度に若干の違いはあっても、概ね特に問題はなかったようです。
また、国語や算数・数学以外の教科を日本語を通して体験できた喜びや、授業以外の諸活動(給食・清掃・クラブ活動など)、登下校や放課後の交友関係など、短期間に十分有意義な時間を過ごした子どもが多かったようです。
体験入学を通して学んだことを、これからの補習授業校や現地校での学習・生活に生かし、真の「国際人」としてさらに大きく子どもたちが成長していくことを大いに期待しています。