テキスト ボックス:  ニューヨーク補習授業校
 体験学習特集号
夏休みが終わり一ヶ月が過ぎました。

 補習授業校も前期から後期に向かう折り返し地点の時期をむかえ、子どもたちは、気持ちも新たに日々の授業や行事に精一杯取り組んでいる毎日です。

 さて、今年の夏休みはいかがだったでしょうか。キャンプに旅行に宿題にと、有意義な時間を過ごし、子どもたちは一段とたくましさを増したように思われます。

 今回の特集号は、この夏休みの一時帰国を利用して、日本で「体験入学・一時入学」に参加した子どもたちの保護者の皆様に書いていただいた「アンケート」をまとめたものです。

 今回寄せられた内容を、今後日本の学校へ「体験入学・一時入学」を考える際の参考として、または、現在の日本の教育事情の情報の一つとして参考にしていただければ幸いです。

 

 

《受け入れについて…手続き・受け入れ方法など》

 六月初めに両親に学区内の小学校に直接申込みに行ってもらいました。

去年に引き続いてということで、小学校の方も手続きもスムーズだったようです。去年は、体験入学の生徒は我が家の子ども二人だけでしたが、今年は他に四人もいました。                 (東京都小学校二年)

 

 

昨年と同様、快く迎えてもらえた。娘が慣れやすいよう、昨年と同じメンバーのクラスに入れてくれ、教材等も先生のものを借りスムーズに入学できた。

                                 (新潟県小学校二年)

 

 

 手続きもごく簡便で、書類を提出して即受け入れてもらえました。特に娘は昨年も同時期同じ小学校へ体験入学しており、一層受け入れが支障なく済んだと考えられます。

(大阪府小学校二年)

 

 トータル四週間の帰国なので、住民票をとって健康保険に入った。自動的に未成年の子どもたちは転入学という形になって入学した。      (大阪府小学校四年)

 

 NYから直接校長先生に電話をしてOKしてもらいました。(東京都小学校四年)

 

@     祖父に教育委員会へ受け入れ可能か打診してもらう。(四月後半) 

A     教育委員会から連絡があったと受け入れ校の教頭からメールをいただき具体的な説明を受ける。(集団登校・水泳指導・日々の持ち物・靴・防犯ブザー・日課・欠席遅刻早退時の連絡方法等)(五月後半) 

B     補習校からの親展文書を郵送(六月)

C     先方教頭先生に電話を入れ最終確認。(七月前半) 

D     初登校前日に見学を兼ねて訪問。(子どもと一緒に帰国しなかったため祖母が同行)。(七月七日)                   (岐阜県小学校六年)

 

 体験入学を自治体で扱ってないということで、手続き上一度転入届を役所に出し、

転校扱いにした。(事務処理上)。そのため、こちらに戻る際に、再び転出届けを出す手間がかかったが、その分保険などもいろいろカバーされるものもあり、特に不具合はなかった。                            (東京都小学校一年)

 

 区役所に行き、入学許可証を受け取り、学校に提出しました。快く受け入れて下さり、スムーズに入学できました。事前に母から話をしておいてもらったため、先生も子どもたちも席をつくって待っていてくれました。        (東京都小学校一年)

 

 国分寺教育委員会に問い合わせ、校区の学校で受け入れてもらえることを確認。日本に帰国後、現地校の在学証明書とパスポートを持って教育委員会に出向き、一時入学許可証を受け取る。あらかじめ、受け入れ校の教頭先生に面会の予約をとり

入学許可証と補習校からの親展文書を持って、本人を連れ家庭訪問し説明を受ける。                               (東京都小学校一年)

 

 校長先生に直接お願いをして了承を得て入学できました。手続き等は特に問題ありませんでした。       

                                         (茨城県小学校一年)

  

 二〇〇二年三月末日まで在籍していた学校だったため、受け入れは比較的容易だったように思えます。が、校長・教頭・教務の先生が皆代わってしまい緊張しました。     

                                        (埼玉県小学校三年)

 

  SARSのためか、帰国後十日間はプールに入らないでほしいとの事を初日に聞かされ少々不快な気分になりました。               (埼玉県小学校三年)

 

 五月のはじめ、受け入れの小学校の校長先生の校長に電話を入れ、体験入学の許可を頂き、その後確認の手紙を出しました。          (埼玉県小学校五年)

 

 毎年、小学校一年の時から同じ小学校なので、スムーズに受け入れられた。        (福岡県小学校六年)

 

 昨年も体験入学したことから、今年も快く受け入れて下さった。また、親戚の子どもたちがこの学校に通ってたりして、校長先生が『今年も待ってますよ。』とおっしゃているのを聞いていた。                      京都府小学校三年)

 

 日本の新学期時(四月頃)に実家の親に体験入学希望校に電話連絡してもらった。先方の指示により、五月末『体験入学願書』という書類を実家から提出してもらった。帰国してすぐの6月末日、息子と私(母親)で、電話連絡後登校し、教頭先生・担任の先生と面会し、翌日より体験入学させてもらった。  (埼玉県小学校三年)

 

 従兄弟たちの通っている小学校にお願いしたため、私の姉が事前の連絡など全て引き受けてくれた。必要な教材・プール道具・上履きなどもスムーズに準備できた。学校も柔軟に対応してくれた。                  (京都府小学校二年)

 

 歓迎された。目黒区の一番少人数の中学校なので(一学年に一学級ずつ。全校で百人に満たない。)、アットホームな雰囲気。あまり堅苦しいことは要求されなかった。

                                 (東京都小学校二年)

 

 帰国の約三ヶ月ほど前に直接小学校の校長先生に連絡をし、あらかじめ了承を得てから正式に申請したため、スムーズに進みました。過去にも何人かの体験入学生を受け入れているらしく、先生方もリラックスして受け入れて下さいました。

                                 (東京都小学校一年)

 

 祖母の知り合いの校長先生であったため、半年以上前から祖母が頼んでくれ、すんなりと入学できました。また、とても親切な校長先生で手続きの仕方など前もって調べておいて下さいました。私たちは帰国翌日、大田区の教育委員会へ行き転入手続きの書類等二枚記入し、その足で校長先生のところへご挨拶に伺いました。

                                 (東京都小学校二年)

 

 五月に直接一年前まで通っていた学校に電話し、体験入学の受け入れをお願いいたしました。教頭先生が子どものことを覚えていて学区外通学でしたが歓迎してくださいました。担任の先生は教科書を全て用意してくださっていました。絵の具や習字道具は借りればよく、体育は着替えなくてもよいとのことでした。

                                 (東京都小学校五年)

 

 過去二年間体験入学でお世話になった東京都世田谷区立の小学校に「今年は受け入れ制度はやめました。」と言われ、あわてて主人の実家の近くの小学校に六月近くになってから問い合わせてみたところ、ひじょうに好意的で対応もとても丁寧で親切で、子どもではなく私が体験入学したくなってしまうくらいでした。学校登校初日に、パスポートを持って、本人たちとともに教育委員会に編入手続きを済ませるとその後は何事もなくスムーズでした。受け入れを拒否された小学校については、いろいろ細かく理由を言われましたが、要は四月に教頭先生が代わって、その方の意向によってという事のように感じました。来年度は、また受け入れを再開していただけるよう校長先生や教育委員会にお願いして帰ってきましたが、子どもたちは、今回の学校にすっかり魅了されていたようです。                 (福岡県小学校三年)

 

 歓迎された。昨年度より事務的な手続きが少なかった。(昨年度まではプールの前にギョウ虫検査を受けるため、保険所に行ったり、プールカードの提出を求められたりした。)                            (東京都小学校四年)

 

 実家の母に直接学校に問い合わせ、学校側から教育委員会の許可を得て聴講生として入学。                          (京都府小学校二年)

 

 教育委員会へ申請書を提出。提出書類に公立小学校への希望を記載。小学校へ直接訪問し、学校長に入学を依頼。受理される。        (埼玉県小学校三年)

 

 昨年も体験入学をしていたので、4月に電話でお話をして受け入れが決まった。入園する前日に幼稚園に行き、申込みをして次の日から普通に通った。                       

                                          (京都府幼稚園)

 

 六月中に体験入学申込み許可。                       (神奈川県小学校二年)

 

 既往、受け入れの実績があったことからスムーズに行われた。           

                                         (大阪府小学校三年)

 

 一年の二クラスとも四十人満席だったためすぐ返事をもらえませんでしたが、結局受け入れてもらえました。教頭先生が、手続き等親切に対応してくれた。カナダからもう一人受け入れの予定がSARSでキャンセルされ、受け入れは娘一人で学校で初めてのことのようでした。

(神奈川県小学校一年)

 

 特に込みいった手続きはありませんでした。          

                                          (茨城県小学校一年)

 

 二年前の夏休みに体験入学をさせていただいた事を述べ、親戚の者に直接話をつけてもらいました。書類等特別な手続きは全く必要ありませんでした。                                    (神奈川県小学校三年)

 

 二年目に二日だけ通いましたが、先生方がよく憶えてくださっていたのでスムーズでした。                              (愛知県小学校三年)

 

 事前に国際電話で直接校長先生と連絡を取り、帰国後すぐにお会いしていただき、必要な物等をお伺いし、次の日から登校させていただきました。(特に必要な物はなく全て学校側が用意してくださいました。)          (東京都小学校一年)

 

 入学予定日の約一ヶ月前にて、受け入れ小学校の教務担当の方に、電話で予定日時・期間を伝え申し出をしました。八日間という短期間にもかかわらず、即答で快くokを頂きました。 他に三家族の方々が、アメリカから体験入学する予定とも聞きました。                                 

(愛知県小学校二年)

 

 あまりに期間が短くなってしまったので、ご迷惑になると考え、連絡するのを止めました。(夏休み前の忙しい週ですし、半日の週になる学校もあると聞き…)

                                         (神奈川県小学校二年)

 

 

《学習面について…学習内容や進度など》

 

 担任の先生が、毎年兄の方を見て下さっていた方なので、全く何も心配する必要はありませんでした。エキストラで宿題を他の子より減らしたり増やしたりしてサポートしてくれました。朝の会で、子どもを先生に『英語教室』をやったようで、本人も恥ずかしがりながらも喜んでいました。             (大阪府小学校二年)

 

 本人が補習校で一年遅らせているため、漢字は毎年のことながら苦労していました。担任の先生が、昨年引き受けて下さった方なので様子をよくわかっていて下さり、ドリルを別でくれて宿題にして下さったり、サポートしていただいて、ずいぶん漢字も憶えました。                                                  

(大阪府小学校三年)

 

 補習授業校の方が進んでいたようで、別にとまどうことなく授業についていったようです。                              (東京都小学校二年)

 

 補習授業校の方が進んでいたようだ。夏休みに入り、すぐ日光移動教室があるとのことで、移動教室について調べることなどもやっていたようだ。                                    (東京都小学校六年)

 

 国語は同じ教科書で同じ進度。毎日漢字の宿題が出た。国語・算数とも毎回小テストが行われ、授業の理解度をその都度チェックしていた。理科は、各自ザリガニやハムスター・亀などを持ってきて観察・飼育していた。クラスは特に漢字に力を入れていた様である。                                 

(新潟県小学校二年)

 

 教科書が異なるので、未習の漢字があり少々苦しんでいました。漢字テストは割に本格的に読み書きををさせるようになっており、日頃漢字で応用してこなかった娘はたいへんそうでした。算数に関しては特に問題はなさそうでした。学習進度は思ったほど性急ではなく、校外活動も織り込まれゆっくりと学習させている印象がありました。     

                                            (大阪府小学校二年)

 

 進度は日本の方が速かった。(昨年もそうだった)。しかし宿題が少ないため、日本での学習の方がはるかに楽だった。また、理科・社会を勉強して本当に知識が広がった。(虫の観察や水道の水がどこからきているのかなど、補習校では習わないことも。)

                                    (大阪府小学校四年)

 

 国語・算数ともに一単元ほど先に進んでいましたが、たいして問題はなかったようです。最初漢字五〇問テストの用紙をもらった時は八問しかできなかったのが、練習したかいもあり一週間後の本番ではなんとか九〇点にまでこぎつけました。

                                       (東京都小学校四年)

 

・国語・算数については、補習校とほぼ同じ所を学習していたということです。毎日宿題(二.三〇分程度の漢字や音読)が出ていたようですが、副教材を使っていたようで、副教材を持っていない娘には、『日記』が宿題に出ていました。毎日先生がコメントを書いて返して下さるので励みになっていたようです。

・算数の授業はコース分け(レベル分けではない)して、同じ問題を二人の先生が別の指導方法で教えて下さっていたということです。

・社会は初めは全くわからなかったとのこと。お友達にずいぶん手伝ってもらったようです。

・理科は、体験入学で一番楽しかったと言っております。実験したと聞いています。

                                           (岐阜県小学校六年)

 

 最初の二日ほど、期末試験だったのか、校内見学ばかりして給食を食べると帰宅していたそうですが、その後は皆と同じに扱ってもらったようです。理科は現地校のつめこみ式の学習とは違い『Hands On』の授業でものすごく良かったと言ってました。数学もコンピュータのスライドショーのソフトを使い、とてもわかりやすく楽しかったとのこと。また、毎回の授業のはじめに『Start up』という十分間程の計算練習(百ます計算のようなもの?)をしていたようです。                         (岐阜県中学校二年)

 

 算数は教科書が違っていましたが、他の教科は同じだったので、進度も目安がつきやすく、補習校より少し進んでいた程度でした。ただやはり、ボキャブラリーが全然足りていない事が自他共にわかったらしく、本人も少しショックを受けていました。

                                    (東京都小学校一年)

 

 まだ小学校一年生ということもあり、あまり遅れを感じずにやっていけた様です。でもやはり「国語の音読がとても上手なんだよ」などと帰ってきて話していたので、いい刺激になったようです。国・算の他の授業、図工や音楽などはとても新鮮で喜んでいました。プールも大好きでした。                   

(東京都小学校一年)

 

 国語は作文練習が多く、算数は引き算を習っているところで補習校とほぼ同じ進度でした。文章題で、『一本』・『五匹』など単位をつけて答えるのに苦労しているようでした。教材で持っていないようなもの(鍵盤ハーモニカや図工道具など)は先生が貸してくださいました。(教科書も借りました。)水着・上履き・赤帽は買いそろえましたが天候不順で、プールには一度も入れませんでした。    

 (東京都小学校一年)

 

 読み書き作文・たし算・ひき算など、一年生のわりには宿題が多かった。我が子はよくついていったと思った。かなりレベルは高いと思った。ただ、終わった時に、我が子にも同じようにホウセンカの植木鉢(みんなで育てた)をくれて、すごく喜び毎朝ひしゃくで水をあげて大切にしていた。NY帰国後、花が咲いたと電話があった。

                                (大阪府小学校一年)

 

 特に問題もなく授業についていけた様です。         (茨城県小学校一年)

 

 国語の教科書が違っていため、まだ習っていない漢字があり最初はとまどった様子でしたが、理科・音楽の授業は楽しんでいたようです。ホウセンカの観察日記では、担任の先生がご自身のホウセンカの鉢をくださり感激しました。

                                (埼玉県小学校三年)

 

 進度は、国語・算数ともに補習校とあまり違いはありませんでしたが、理科・社会などはほとんど理解できなかったようです。          

(埼玉県小学校五年)

 

 国語の教科書が違っていたため、まだ習っていない漢字があり最初はとまどっている様子でした。理科・社会の遅れもかなりショックを受けていました。一方、音楽・体育・家庭科を楽しみ、充実した勉強が行えたように思います。

                                (埼玉県小学校五年)

 

 国語や算数はなんとかついていけたが、他の教科はたいへんそうだった。国語の授業は、六年生のためなのか、ずいぶん先まで進んでいたようだ。   

(福岡県小学校六年)

 

 国語は補習校よりも単元が進んでいた。算数も少し補習校よりもペースが早かったようです。それでも、やはり毎日通う学校なので本人は余裕を感じていたようです。宿題も少なかったです。他の科目、理科・社会・音楽などは、初めはとまどいながらでしたが、言葉なども新しく覚えたりできました。体育のプールは、大好きで、週一度の体育が待ち遠しかったようです。       

                                 (京都府小学校三年)

 

国語…補習校と教科書が違ったが、音読・漢字ドリ ル中心の宿題は同様。

・算数…教科書が同じで『時計』『容量』の単元を学習していた。

書写…毛筆で『土』という字をかかせてもらっていた。硬筆も同時に学習している様だった。

・社会…地図記号の学習・校外を回り地図を作っていた。

理科…昆虫の青虫から成虫までを観察。また、植物を育てることで命の尊さを考えることを学習していた。                                  

                                          (埼玉県小学校三年)

 

国語・算数に関しては、授業がゆっくりと進むので楽に感じたようだ。宿題の漢字も毎日少しずつ出されるのでリズムができ楽しんでできた。 

(京都府小学校二年)

 

 問題なし。数学はA校の方が難しいと言っていた。社会のみ教科書が異なるため学習している『時代』が違い期末試験で苦労していた。                                

                                         (東京都中学校二年)

 

 偶然にも補習校で使っている教材で、しかも補習校の方が進度が早く進んでいたため、娘も最初から自信をもってクラスにとけ込むことができたと思う。他の有名私立校の友人も同じ教材を使っていたが、やはり補習校の方が進度が早く進んでいたのには正直びっくりしました。そのせいか、受け入れ先の学校では、娘は余裕をもって授業をうけることができたと思う。               

                                   (東京都小学校一年)

 

 補習校で使用している教科書と同じものを使用しており(国・算ともに)、不自由は感じませんでした。学習の進み具合についてもだいたい同じようでした。

                                         (東京都小学校二年)

 

 

 進度は補習校と同様だと思います。日頃補習校や通信教育で学習している国語・算数・理科・社会については困ることなく、テストもよくできていました。算数は学年全体を進度別に3つのグループに分けて授業を行うこともありました。その場合、子どもが自分で入るグループを選んでいたようでした。                                 (東京都小学校五年)

 

 学校で使っている教科書が全部違っていて、新出漢字等とまどうこともあたようですが、教科書をはじめ足りないものは貸して下さったので、次第に馴れていったようです。                                 (福岡県小学校三年)

 

 クラス新聞づくりなど、すでにグループで学習が進められているものなどには、途中参加をためらってしまったようだ。算数・国語は問題なし。  (東京都小学校四年)

 

 国語・算数ともに進度は同じ。                          (東京都小学校二年)

 

 国語も算数も補習校と同じ教科書を使っていましたが、両方とも二単元ぐらい先をやっていました。                        (埼玉県小学校三年)

 

以前から先生がお友だちに「わからないことは教えてあげてね」と言われていた様子

で、たくさんの子が手を引いて色々教えたり、いっしょに遊ぼうとしてくれたようだ。が、これが逆効果で、「行きたくない」と言ったりした。本人は、特別扱いされず、マイペースでいたかったみたいだった。                      (京都府幼稚園)

 

 国語は同じ教科書で補習校で同じところ。数学は別の教科書で補習校で既に学んだところ。理科は実験、社会はアメリカンヒストリー、体育・音楽・美術・家庭科・課外活動・バンド、小学校の祭りにバンド参加。        (神奈川県中学校二年)

 

 補習校の進度と比べると若干前に進んでいた。(国語は一単元分前に進んでいた。)

                                          (大阪府小学校三年)

 

 ちょうど同じか少しゆっくりのようでした。やはり時間があるせいか、学習の仕方に工夫が見られ楽しく参加していた。補習校でやらない科目・水泳・植物・昆虫の世話、うめジュース作り等、喜んでやった。ピアニカ・粘土・算数教材等ももらった。

                                    (神奈川県小学校一年)

 

 学期末のため、復習テストが多かった。漢字は毎日少しずつ憶えるので楽に感じたようだ。体育・音楽(リコーダー)はとても楽しかった。     (京都府小学校四年)

 

 補習校の進度とほぼ同じ程度で安心して入学させることができました。

                                    (茨城県小学校一年)

 

 学期末に二週間ということもあり、特別詰め込むような内容ではありませんでした。国語は特に、復習(音読及び漢字)として視写を重点にやっていたようです。理科・社会の授業もあり、地域の地図を書いたり植物等の観察もしていました。

                                    (神奈川県小学校三年)

 

 「学力は他の生徒より劣ると思います。」と初めに言って担任の先生も理解してくださっていました。が、終わってみると、本人は劣等感を持つこともなく、積極的に挙手していたらしく意外に思いました。町の様子を学習する時間はちんぷんかんぷんだったそうです。                                  

(愛知県小学校三年)

 

 ほとんど学習内容や進度の変わりはありませんでした。            (東京都小学校一年)

 

 国語はあいにく教科書が異なり、まだ補習校では習っていない漢字ばかりでした。算数は簡単だったようですが、2つのグループに分け、少人数制で取り組んでいました。

週に一度の英語の授業があり、初歩的な内容でしたが、とても楽しそうにやっていました。                              (愛知県小学校二年)

    

 

 

《学校生活ついて…学校の決まりや友達関係など》

 

 通っている間は全く他の子と同じように活動していました。『登下校は必ず付き添ってください。』というルールだけ言われました。途中、学校周辺で不審者が出て、教師引率で集団下校をしたりしましたが、日本の学校は安全面でまだまだ不安です。(門や扉がいつもあいている。誰でもどこからでも教室に行ける、など。)

(大阪府小学校二年)

 

 毎年行っているので、お友達も多く放課後も楽しそうでした。給食・そうじ・その他の当番も普通通りやりました。遠足も行きました。   (大阪府小学校三年)

 

 去年の一年時の時と同じクラスメートの2年のクラスに入れたのでとても楽しく過ごしていたようです。 日直や給食当番などやらせてもらい満足していたようです。                              (東京都小学校二年)

 

 去年の五年の時と同じクラスメートの六年のクラスに入れたので、友達関係もスムーズにいったようです。                     (東京都小学校六年)

 

 給食当番や掃除に初めて参加し楽しんでいた様子。帰宅後も友達と遊び、休日の学校での親子レクリエーションにも参加させてもらい、十二分に学校生活を楽しむことができた。校長先生をはじめ、先生方がとてもおだやかにのんびりと生徒たちに接しており、温かさを感じた。                       

(新潟県小学校二年)

 

 

 給食そして掃除等、皆と一緒の活動がとても楽しかったようです。娘の名前を昨年より憶えていてくれた生徒もおり、放課後もクラスメイト達と積極的に遊びました。ほとんどの友達が近所に住んでおり、ニューヨーク生活とは全く異なる環境を心いくまで楽しんだようです。隣の池田市の小学校では、数年前に生徒が異常者に襲われる事件もありましたが、登下校の安全対策も図られており、元来安全な地域でもあり安心して生活できたようです。                            (大阪府小学校二年)

 

 プールがあるのが本当に良かった。もう少し時間をかけて平泳ぎを習得させたかった。宿題をやらない子は残して最後までやらせてから家に帰すなど、全て先生が責任をもって子どもたちに勉強を教えてくれている気がしてうれしかった。NYでは、現地校など宿題をいっぱい出して、家で親が宿題の面倒をみるのが当たり前のようになっており、いったい学校では何をしているのかと時々思うことがある。                  

(大阪府小学校四年)

 

 もう三度目なので、本人もだいぶ慣れ、友人関係も安定したようです。親としてもかなりリラックスして臨めました。ただ、理科などは、全くまだ習っていない『電池』のことをやっていたので少しとまどいました。         (東京都小学校四年)

 

 我が子は二才四ヶ月で渡米しましたので、日本の学校に通うのは今回が初めてでした。学校の決まりで本人がいちばん現地校と違うと感じたのは『校舎内では靴をはきかえる』というものでした。本人に言わせると『めんどくさかったけれど、はきかえるから教室がとてもきれい』だったのことです。私が驚いたことは『児童全員が防犯ブザーを常時身につけている』ことでした。周囲には畑や田んぼばかりの田舎ののんびりした地域でも、こうしたものを持ち歩いているということを知りました。この学校の六年生は二クラスでしたので、一週目は一組、二週目は二組に加えていただきました。お陰で六年生全員と知り合いになれ、また集団登校や縦割りの遊びの時間があったようで、他の学年の子どもたちとも顔見知りになれました。今までは帰省しても誰も知り合いがいませんでしたが、体験入学してからは近所を散歩しているだけで声がかかるようになり、本人もとても喜んでいます。文通などを始めたようですし、今回のことがきっかけで、日本語学習に前向きになってくれればと思っているところです。                          

(岐阜県小学校六年)

 

 

 最終日の前日にはじめて私も学校を訪れましたが、生徒たちがきちんときもちの良いあいさつをしていることにとても好感を持ちました。ちょうどこの時期に、中学生が被害者・加害者になる痛ましい事件が相次ぎましたが、学校は普段から常に地元の警察と連携を取り合い、子どもたちがいかなる事件にも巻き込まれることのないように心配りをしているとのことでした。先生方にも生徒たちにも本当によくしてもらったようで、たった二週間でしたが、クラス全員の名前を覚え、帰ってきてからその一人一人に手紙を書いていました。Eメールなどでも連絡を取り合っているようです。国語をもう少し一所懸命勉強しようという気持ちになってくれたのが何よりの成果だと思っています。                

(岐阜県中学校二年)

 

 登下校に同じクラスの子どもたちが一緒に行ってくれたり、授業中も先生がお世話好きな子を隣につけてくれたりと、いろいろな配慮をしていただき、日毎になじんでいったようでした。補習校では味わえない、給食・掃除当番・プールといろいろな体験をして、とても楽しい学校生活を送っていました。                             (東京都小学校一年)

 

 まずうわばきをはくことから始まり、何もかもが初めてでとまどっていました。朝礼やお帰りの会、掃除など、とまどいながらも体験できたことを誇らしげに話していました。クラスのみんなも本当に優しく迎えてくれて喜んでいました。仲良しのお友達もできたようでした。最後の日にはお別れ会を開いてくれ、皆でお手紙と折り紙を折ってくれました。引っ込み思案な娘ですが、周りの温かいサポートで、楽しく貴重な体験ができました。                    

(東京都小学校一年)

 

 学校が遠かったこともあり、登下校は送り迎えをしました。クラスは男子二十名女子十六名で、特殊教育が必要な児童が二・三人入っているとのことでした。娘は登下校をいやがることはなく、給食もアレルギーのあるものをぬいたり、代替させる配慮がされており有り難かったです。最終日には、クラス全員と先生から、娘宛の手紙をとじたものと写真を頂き、『また来年ね。』と言ってお別れをしてきたようで、とても温かく受け入れていただいたということがよくわかりました。因みに、体験入学者の受け入れは学級としは2人目だったそうです。   (東京都小学校一年)

 

 娘はとても恥ずかしがり屋なので、毎朝行きたくないと言われてとても困った。そのうちに一緒に家へ帰ってくれるお友達ができ、それで少しましになった。先生がけっこう特別扱いをしない先生だったので、かえってそれがあだとなり、余計になかなかとけ込めなかったようだ。二年生には知っているお友達もいるので、今年よりは楽になると思う。                             (大阪府小学校一年)

 

給食当番・お掃除当番等、楽しくやっていたようです。            (茨城県小学校一年)

 

一時帰国を心待ちにしていた友人が数人おり、問題なく

とけこめたようです。一年生の時一番仲のよかった友人の隣の席が用意されており、学校側の配慮に驚きました。一年生の時の担任の先生も励ましの声をかけてくださり、本人は来年の夏も必ず一時入学すると強く言っております。   

                                        (埼玉県小学校三年)

 

 違う学年の子どもたちと一緒に通学する通学班は楽しかったようです。短期間の入学にもかかわらず、林間学校(群馬県赤城山二泊三日)に参加させていただいたことは本当に良かったと思います。今年の体験入学の一番の思い出になりました。                  

(埼玉県小学校五年)

 

 三年間通っていた学校なので、同学年の生徒はほとんど顔見知りで、問題なく学校生活を送れたようです。担任の先生だけでなく、知っている先生方にも声をかけて下さり温かく迎えていただき感謝しております。来年もまだ小学生ですのでぜひ体験させたいと思います。                       

(埼玉県小学校五年)

 

 友達もたくさんできて、来年入る予定の中学校の生徒の三分の二の生徒が、同じ小学校から行くので安心している。              (福岡県小学校六年)

 

 担任の先生からも言われましたが、そろそろ女子はグループでの行動が多くなり、人のうわさ話などをし始める年齢になってきているようです。おみやげにもらったおもちゃの指輪を持っていって、女の子に何か言われ、イヤな思いをしたそうです。幸い男の子が助け船を出してくれて担任の先生の知るところとなり、話し合って解決したよでした。学校は楽しく通っていました。給食もなぜか嫌いなものも残さず食べられたそうです。月一度の英語の授業があり、カナダ人の先生と英語での会話をみんなの前でしたそうです。本やテープでない生きた英語(小学校三年生レベルの)を聞かせてもらったと感謝されていました。特に発音についてはみんなをリードできたのでしょう。

NYを紹介する本も持っていったので、お友だちも興味をもってくれた様です。

(京都府小学校三年)

 

 ひとクラス二十八人の日本にしては小じんまりとしたクラスで、楽しく学校生活が送れたようです。クラス担任の先生も、クラスのお友達も「アメリカから来た」ということで、とても興味をもたれ、質問されたり、単語を教えてあげたり、本人もそれに対して喜びを感じていたようです。担任の先生も、音楽の笛・毛筆の書道セットを貸してくれたり、苦手のプールもマンツーマンのご指導をして下さり、本当に充実した学校生活を送れ感謝しております。入学した学校には週2回授業前運動(授業前のマラソン)というのがあり、一緒に体を動かしながら、日本の学校の集団生活も体験できたように思えます。                                     (埼玉県小学校三年)

 

 プールの授業では、たくさんのチェック項目があり(いろいろな浮き方・沈み方・泳ぎ方など)楽しい経験だった。最終日には、クラスの子どもたちからお別れの文集をいただいた。                             (京都府小学校二年)

 

 小一から毎年体験入学をしていて親友も多数おり、東京での中学校生活を謳歌していた。(放課後の交友関係も含めて。)           (東京都中学校二年)

 

 一学年四十人程度で二ラスだったので、すぐにほとんどの子どもたちが娘のことを覚えてくれ、お世話をしてくれました。先生も特別扱いをせず、ごく自然に扱ってくれたのがよかったと思います。NYでは経験できないような給食当番やお掃除、生き物の世話、放課後遊びもどれも皆よい思い出になったようです。一日だけでしたが水泳教室も体験しました。最後の日には皆でお別れ会もしてくれ、来年もまた再会しようと約束していたようです。                                           (東京都小学校一年)

 

 ちょうどプールの時期でしたので、スクール水着だけは購入しましたが、結局天候不順等で一度もプールに入れませんでした。せっかく名前もぬいつけたのにもったいない気がしました。その他、ピアニカ等は学校で貸してくれました。幼稚園の時の友達がクラスに何人かいて仲良く遊べたようです。また、給食もおいしかったらしくおかわりをしたようです。                         (東京都小学校二年)

 

 音楽鑑賞会、委員会、クラブなどにも参加でき、日本の学校も楽しいと改めて感じたようです。放課後に何度か友達の家に遊びに行き、土曜日も友達とプールに行くなど、良い思い出をたくさんつくることができました。本人は来年も体験入学に行きたいと言っています。担任からは、二週間では短いので、来年来るならばもう少し長くして欲しいと言われました。

                                          (東京都小学校五年)

 

 教室での発言のしかたやそうじなど、礼儀正しくてきびきびしていてびっくりしていました。心配の種のようすだった博多弁もどんどん覚えてしまい、一学期が終わる頃には、博多っ子と化していました。田んぼの道を友達と一緒に二十分近く歩いて通うことも、普段の生活と全く違って良い体験だったようです。

                                              (福岡県小学校三年)

 

 一〜三も体験入学しているので仲良しが待ってくれていた。三年続けて同じ先生のクラスに入れていただけたことも良かった。           (東京都小学校四年)

 

 日本語力に乏しいので最初は不安でしたが、担任の先生からの毎日の様子を記した連絡帳や、迎えに行ったときに、子どもたちがいろいろとその日の出来事を報告してくれたりして、息子の学校生活の様子を知ることができました。また、彼自身の口からもいろいろなことを聞き、とても楽しく過ごしているようでした。近所の子どもたちは、放課後いっしょに遊びたがっていたようですが、やはり言葉の壁があるのか、息子は遊びたたがらなくて、それが少し残念でした。

                                           (京都府小学校二年)

 

 本人は、小学校一年生時に同小学校に体験入学した経験があり、今回が二回目。友人も数人クラスにおり、友人関係は特に問題なし。また、生活面でも特に困った問題なし。                           (埼玉県小学校三年)

 

 園では制服で、行ったらすぐに体操服に着替えたり、お弁当はおはしで食べるなど、自立させるようにいろいろなきまりがあり、これが良い影響でした。お友達は優しく、「あそぼう」と声をかけてくれるので、すぐに遊びの輪に入れたようです。来年は一年生。今年会ったお友達とは違う小学校になる子もいて、少し淋しい気持ちで別れてきました。                       (京都府幼稚園)

 

 制服。アクセサリー禁止。夏休み前の大掃除。男女の会話がない。

                                                (神奈川県中学校二年)

 

 昨年と同じ学校であったことから、友達関係はうまくいった。

                                                      (大阪府小学校三年)

 

 他クラス、学年を含め、たくさんの友人ができた。給食当番・そうじを喜んでやった。「先生がきびしい」と何度か言っていたが、体育の着替え等心配していたことも問題なくしていた。通学を一人でし、友人と出かけたり、買い物をしたり、自立心がついた。

 (神奈川県小学校一年)

 

 初日から毎日友達と約束をして放課後遊んでいた。子ども同士で通学し、また外出するのが楽しかったようだ。学校内の掃除の他に、地域の公園などの掃除ボランテアも経験した。                        (京都府小学校四年)

 

 毎日のあいさつや日直、給食当番、下校前のそうじ、そして地域ごとに分かれての登下校(徒歩)などを通じて、あらためて責任感や毎日のきまり事を守って努める精神を養うことができたと思います。                  (茨城県小学校一年)

 

 二年前のお友達はもちろんのこと、新しいクラスのお友達もできて、毎日のように、学校の後遊びにでかけていきました。みんなとても楽しみにしてくれていたようです。短期間ということもあり、校則も特別厳しくありませんでした。二年前と同様、すばらしい先生に受けもたれ、とても貴重な楽しい体験ができました。

(神奈川県小学校三年)

 

 上履き・掃除については経験があったので、大丈夫だったようです。まだ3年生ということもあり、興味をもって集まってくれたり、お楽しみ会の係に任命され、友達もたくさんできたようです。                            (愛知県小学校三年)

 

 大変、楽しく体験入学させていただいたようで、初日から新しくできた友達と放課後遊んだり、上級生からも親しげに名前を呼ばれ、楽しそうにしておりました。

 また、学校のきまりなども、自分の雑巾でそうじをしたり、給食の配膳など初めてのことがとても新鮮で、楽しく体験していたようです。    

(東京都小学校一年)

 

 

 通学用靴の他に、サンダルや上履きが必要で、毎日水筒を持参していました。先生(学校側)、生徒ともども大歓迎してくださり、八日間充分楽しい思いをさせてもらいました。最後の日にはお別れ会をしていただき、皆で作ったアルバムまで頂き、娘は大喜びでした。                            

(大阪府小学校二年)

 

 

《体験学習アンケートまとめ》

 

 現地校の夏休み期間を通して、日本に一時帰国し、体験入学をすることは、たいへん有意義なことだと考えます。

 体験入学の手続きは、各都道府県・各市町村教育委員会によって様々ですし、受け入れ希望校の事情や都合もあることですので、最終的な入学の可否は当該学校長の裁量によります。

 今回のように、あらかじめ余裕をもって申込みをすれば、概ねきちんと受け付けてくれる場合が多く、日本でも、「国際理解教育」の必要性が声高に問われていますので、まずは好意的に対応してもらえると思います。

 ただ、この体験学習の期間は、受け入れ校にとって一学期末の期間にあたり、慌ただしい時期にお願いしていることは当然のことながら十分わきまえておかねければならないことでしょう。

 体験内容については、受け入れ側のスタンスの違い、アメリカと日本の教育システムや学校文化や慣習の違いがあり、子どもたちは最初とまどうようですが、すぐに適応し、アメリカで学んだ良さを発揮してのびのびと活動していた場合が多いことが、今回のアンケートからもわかります。

 国語や算数・数学の授業進度に若干の違いはあっても、概ね特に問題はなかったようです。

 また、国語や算数・数学以外の教科を日本語を通して体験できた喜びや、授業以外の諸活動(給食・清掃・クラブ活動など)、登下校や放課後の交友関係、さらには、遠足や移動教室・林間学校・動植物の飼育・世話活動まで体験できた子どももおり、、短期間に十分有意義な時間を過ごした子どもが多かったようです。

 体験入学を通して学んだことを、これからの補習授業校や現地校での学習・生活に生かし、真の「国際人」としてさらに大きく子どもたちが成長していくことを大いに期待しています。

 最後になりましたが、今後、体験入学に関する手続きや対応について、何かご不明な点やお聞きになりたいことがございましたら、補習校事務所までにお問い合わせ下さい。