木曽由香子

氏名:木曽 由香子(きそ ゆかこ)

1. 通った補習校&時期

ニューヨーク州 L校、G校(1987~95年)

2. 補習校時代から現在までの簡単なプロフィール

幼児部から6年生までG校に通い、卒業しました。その後L校へ進み、高校受験のために日本へ行きました。日本では、東京都世田谷区で1人暮らしをしながら、神奈川県の桐蔭学園という高校へ通いました。その後、同神奈川県の麻布大学獣医学部獣医学科へ進み、獣医師として勤務していましたが、去年の3月にNYへ帰国致しまして、現在は国際連合日本政府代表で勤務しております。

3. 補習校に通ったことが現在のプラスになっていると思う事、思う時

NYで生まれ育った私にとって、補習校は唯一自分のルーツを顧みれる場所でした。その当時は、ただ友達に会えることが嬉しくて毎週土曜日が楽しみでしたが、現在振り返ってみると、自分の価値観や自我を確立させる上でなくてはならない時間だったのだと改めて思います。卒業式の際に壇上で答辞を読ませて頂いた経験は、今でも忘れられません。授業内容自体は決して難しいものではなく、学業を第一目的とした学校ではなかったと思います。最低二ヶ国語を強いられている私たちにとっては、各々の言語レベルも様々でした。多種多様な生徒が存在する特殊な空間であるが故に、補習校が提供するものというのは画一的ではなく、机上の論で突破できるものでもなかったのでしょう。そんな中、試行錯誤しながらも組織として運営を続けてくれたことに大変感謝致します。

4. 現在補習校に通う在校生、保護者、先生へのコメント

補習校を離れて、日本へ行くと決心してから、早いものでもう15年経ちました。母国とはいえ、日本に住んだことのない私にとっては。帰国ではなく留学に近い気持ちでした。結果的には波乱万丈で、楽しいことも悲しいことも様々な経験をすることができました。こういう経験ができたことも、日本というルーツを忘れずに大切にしてきた想いと、それを可能にした補習校での経験があったからこそだと思っています。補習校で出会った数多くの友達とは現在までも定期的に会っており、一番長い友達はもう20年以上の付き合いになります。一生の宝です。NYに住むということは、その期間日本と離れるということで、幼い子供にとってはその時期に学ぶことによって将来を左右することにもなり兼ねません。在校生、保護者の方々、その空くであろう長いブランクを補充をする意味でも、補習校での経験は今後必ず生きます。友達を沢山作り、沢山遊んで、豊かな発想力と堅実な発言力を養っていければと思います。日本人であることを誇りに思い、その素晴らしさを伝え続けられる環境作りに貢献して頂ければ幸いです。最後に、先生方、本当にありがとうございました。今後も応援しています。

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