窪田 良(くぼた りょう)

氏名: 窪田 良(くぼた りょう)

1. 通った補習校&時期

1976-1979の間、J校N校NY校に通いました。

2. 補習校時代から現在までの簡単なプロフィール

米国にてウィークデイに現地校に行ったので、英語を学ぶ事ができ、週末の補習校で日本語を維持する事もできました。日本帰国後は英語を維持することを心がけて勉強していました。慶應大学医学部に進学し10年ほど医師として勤務後、科学の最先端の国アメリカに戻りたくなり、渡米しシアトルにあるワシントン大学で教鞭をとり、その後「飲み薬で失明を治療する」という新規技術を発見開発し、失明撲滅を目指すバイオベンチャー企業Acucela Inc.を創業し今に至っています。

略歴

窪田良 (M.D.、Ph.D.)
代表取締役会長・社長兼CEO

慶應義塾大学医学部で眼科学研究により博士号を取得し、その研究過程で緑内障原因遺伝子であるミオシリンを発見、神経変性網膜疾患の分野での功績が認められ、「須田賞」などの著名な賞を受賞。眼科専門医として緑内障や白内障など1000を超える手術を執刀。虎ノ門病院勤務などを経て2000年より米国ワシントン大学に眼科シニアフェローおよび助教授として勤務。その過程で独自の細胞培養技術を発見、その後、失明の恐れのある眼疾患患者のために安全な新薬を開発し、世界に広めるという目標を掲げて、2002年4月にAcucelaを設立。2010年1月に世界初の経口ドライ型加齢黄斑変性症(AMD)治療薬ACU-4429の臨床試験がフェーズ2に入り、有望な医薬品にのみ与えられる米国食品衛生局より有望な医薬品として優先開発品目に認定された。米国眼科学会、Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO)、日本眼科学会、および慶應医学会の会員であり、日米協会の理事も務めている。2009年にSeattle Business Magazine誌より、ワシントン州で25人のトップイノベーターである起業家の1人に、また、2010年にはPharmaceutical Executive magazine誌により、45歳以下の次世代を築くエグゼクティブの中から、プロジェクトの運営、管理もしくは新薬開発に携わっている民間企業のエグゼクティブの実績が評価される、「Emerging Pharmaceutical Industry Leaders for 2010」の一人に選出される。そして、2011年には、PharmaVOICE誌により、ライフサイエンス業界で最もインスパイアされるリーダ100人の1人に選ばれる他、日経ビジネス誌の第一回「次代を創る100人」に、日本の次世代に最も影響力のある1人として選出された。

3. 補習校に通ったことが現在のプラスになっていると思う事、思う時

私の人生は補習校がなければ悲惨なものになっていたと思います。当時の先生であった川端英子先生に指導いただき、日本では全く勉強ができなかった自分を、勉強好きで、努力好きの人間に完全に変えて頂きました。初めて愛情ある教育を受けたとひしひしと実感てたことを覚えています。感謝しても感謝しきれません。

4. 現在補習校に通う在校生、保護者、先生へのコメント

アメリカという異国に住む日本人が、日本人としてのアイデンティティーを確立、維持するうえで補習校はすばらしい存在だと思います。生徒達、先生方、教師陣、全ての方が他の人以上の努力を重ねる事によって維持されている貴重なシステムだと思っています。大変だとは思いますが、必ずあとで補習校があって良かったと思いますので、大変だとは思いますが、皆さん頑張ってください。

私の三年間のニューヨークでの滞在は、日本人としての自覚が高まるとともに、日本を出て世界中で自己実現できるということを実感させられました。そのおかげで、現在は国境を気にする事無く、10カ国以上の国から研究者を集め、世界から失明を撲滅するというミッションで非常に充実した仕事をすることができています。皆さんも、世界を牽引して、世界で必要とされる人材を目指して頑張ってください。

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